【嘘のような本当の話】窃盗を目撃した時の話。|バンクーバー生活|

Thief カナダでの生活

HartmutSteinによるPixabayからの画像

これは、私がまだバンクーバーに住んでいた時の話。

バンクーバーの隣の街にある、カナダで2~3番目に大きいショッピングセンター【メトロタウン】で実際、窃盗を目撃した時の話です。

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当時の様子

当時私は、バンクーバーの隣町のバーナビーという所にある、メトロタウンという大きなショッピングセンターで働いていました。

そのショッピングセンターは、カナダでもかなり大きい方のショッピングセンターで、現地の人はもちろん、観光客も大勢訪れるショッピングセンターです。

私は、仕事が終わった後なんとなく雑貨屋さんに立ち寄りました。

その雑貨屋さんは、本をメインにバッグや電子機器、ボードゲーム等幅広く商品を扱っており、ふらっと立ち寄るには最高のお店です。

お店に入ると、正面が書籍のコーナー、向かって右側が電子機器を取り扱っているコーナーで価格帯が高いためかプラスチックのケース(鍵付き)で商品は守られています。そして、左側にレジ。という並びでした。

私は、とりあえず書籍があるところを一通り見て、電子機器のあるコーナーに行きました。

そのコーナーの一角には、ジャンク品(季節外れの商品)が安くで売っているので、何かないかなと物色。

商品を見ながら、そのあたりをブラブラ歩いていたら、何か近くで音が・・・?

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音の正体

その雑貨屋さんでは、想像しにくい音が時折聞こえてきました。

バキッ!バキッ!

みたいな。

周りを見渡すと、特に何もなく気のせいか…と思ってジャンク品コーナーを離れて、レジの先の方にあるバッグや服を売っているところに移動しようとしたその時、私の横の方からまた同じ音が。

パッとみてみると、中年のおじさんが電子機器のあるところで、もぞもぞしているんです。

ん?と思いながらも、一度通り過ぎてちょっと遠い所から、そのおじさんの様子を見ていると…

電子機器を守っているプラスチックのケースの隙間を手で無理やり開けていたんです!!

 

バキッ!バキッ!

と再び音をだしながら。

 

もうね、私は

( ゚д゚)ポカーン

 

ですよ!

めっちゃ堂々と壊してるんですよ!?

お店の中にお客さんいっぱいいるんですよ!?

そして、隙間から商品盗ってるし!!!!

ってかそんなに堂々と盗りますか!?

そんなん、( ゚д゚)ポカーンってなるしかないですよね!?

( ゚д゚)ポカーン からの (;゚Д゚)えぇぇ で私の感情はジェットコースター。

どうしたらいいんや!とプチパニックでしたが、さすがにまずいと思って店員さんに伝える事に

店員さんへ報告

出来れば男性の店員さんに伝えたかったんですが、雑貨店だけあって女性の店員さんの方が多め。

男性は現行犯で商品盗んでいるから、なるべく早く伝えなきゃと思った私が声をかけた店員さんは、めっちゃ笑顔が素敵で、いかにも良い人そうな人でした。

 

私「あのぉ~すみません」

店「HI!何かお手伝いが必要ですか?」

私「いや、あそこの男性商品盗ってますよ…。」

店「Ohhhh (;´・ω・)」

と、マジか~という顔をしながら店員さんは男性のもとへ。

私は、こんな役回りをさせてしまった優しそうな店員さんに心の底から応援し、少し離れたところから見てました。

やり取りを見ていると、店員さんは笑顔で話しかけており、男性は首を横に振りながらソワソワしていました。

店員さんが、同僚に応援?を呼びに行こうとした隙に男性は外へ飛び出していきました。

けたたましいセキュリティーアラームの音とともに・・・

その後

窃盗男が飛び足した後は、店員さんも

あちゃー(;´・ω・)

っという感じで、上司に報告していました。

壊されたプラスチックのケースは、まだ商品がいくつか残っていたので、中の商品を取り出して中は空っぽの状態でした。

初めて目の前で物を盗んでいる人をみたので、翌日同僚にこの話をすると

「私は、お店のバッグ盗んでいる人みたよー!」

え?みたいな(笑)

そんな頻繁に目撃されるのかと思いながら、自分のバッグを固く握りしめました。

ひったくりじゃないんですけどね。

でも、なんか強くバッグを握りしめていました。

バンクーバーは北米で比較的安全な都市ですけど、日本ほどじゃないですからね!!w

皆さんお気を付けをm(__)m

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