※この話は2010年10月下旬で、今の入国審査とは違う部分がありますのでご了承ください。
ただ、審査官からの質問は殆ど同じだと思うので、今後カナダに旅行に行かれる方の参考になればと思います。
初めての国際線
意気揚々と成田空港を飛び立った私は、飛行機の中で映画みたり、食事したりと非日常な空間をがっつり楽しんでいました。
乗っている飛行機はAir Canada。一応、成田⇒バンクーバー間ではJALも飛んでいましたが(当時ANAはなかった)、同僚に話したところ
『せっかく海外行くなら飛行機にいる間から、海外の雰囲気を味わったほうがいいよ。』
というアドバイスを受け、確かになと思い英語出来ないくせにAir Canadaで出発しました。
あと、チケット代も安かったですね!当時の値段は曖昧ですが、現在順番的に
- ANA(高い)
- JAL(安くはないけどANAより安い)
- Air Canada(安い)
- 韓国、中国経由の他路線(めっちゃ安い)
みたいな感じですね。コロナ(2020.9月現在)の影響で色々変わっているとは思いますが、通常期であれば、だいたいこんな感じだと思います。
今は高くてもANA(羽田)利用しています。というのも国内線を利用するので沢山の荷物を抱えて移動するのが嫌だからw スーツケース2つとか持って電車とかマジで最悪です(笑)特にラッシュ時。めっちゃしんどいです(笑)
あと余談ですが、もし地方在住の方でしたら国内線、国際線は同じ航空会社にすることをおすすめします。行きだけですが地方の空港で預けた荷物は、最終到着地の場所で受け取れるので乗り継ぎの際はかなり身軽に動けますよ!
では、話を戻して…
初めての国際線という事もあって、機内では寝付けずひたすら映画見てリラックスしていました。
これから入国審査でパニくるとは知らずに…
入国審査そして余計な一言
約9時間のフライトを終え、ようやく機内の外へ。
窓から見るバンクーバーはあいにくの雨。レインクーバー(Raincouver)とも揶揄されるぐらい雨、曇りの日が多いです。そのかわり夏はパラダイス!日没は21時ぐらいで22時近くまで明るいので街全体がすごく活気がありますよ^^
空港自体は非常にコンパクトで成田ほど移動は大変ではないです。前の人についていけば出口には行けますw
いっときあるけば、だだっ広い場所があらわれます。それが最後の関門入国審査です。
待っているとスイスイ進んでいってあっという間に自分の番に。目の前にいたのは、めっちゃきれいな女性のオフィサーでした。
Hi, パスポートとチケット見せて
といわれ、私はパスポートとチケットを差し出しました。
何の目的で来たの?
友達に会いにきました
友達?いつからの友達?
え!?(〇д〇;)いつから!?ってかなんでそんな事聞くん!?
えぇっと…5か月前…?(焦)
5か月前?どこで知り合ったの?その人はボーイフレンド?
もうこの時点で私は
( ゚Д゚)ヤバイヤバイヤバイ
めっちゃ突っ込んでくるやん!パニックですよパニック。以前に記事で入国審査受けて強制送還になった人がいるっていうのを読んで、私も強制送還になるのかって思ってました。ここまで来て帰りたくないと思った私は、彼とどこで知り合ったのかという問いで何を思ったのか
…が、学校です。そして彼はベストフレンドです。
ええええぇぇぇぇぇぇ
嘘ですや―――――ん
そう。とっさに嘘ついちゃったんですね。オンラインでって言ったら絶対、強制送還させられると思っちゃって(汗)しかもベストフレンドって何ーーーーベストフレンドなるのに5カ月は短すぎる―――(爆)
もちろんオフィサーは
学校?どこの学校?日本の?彼はカナダで何しているの?
と、どんどん質問をぶつけてきます。
もう色々とキャパオーバーだった私は、何かを伝えようとしたがうまく伝わらず、ずっとオットセイみたいにアウアウしていました。それを見かねたオフィサーが
まぁいいわ。
彼の住所と電話番号教えて。
あなたは彼の家に泊まるのよね?
私は無言で
(。_。(゚д゚(。_。(゚д゚ )ウンウン
うなずいて、色々と諦めたオフィサーが
行っていいわよ。楽しんでね!
と、最後は意外とあっさり行かせてくれました(驚)多分もう疲れちゃったんだろうなぁ…
このやり取りだけ見るとめっちゃ短いですけど、実際は私がうまく答えられずに時間かかっていたんです。飛行機から降りてきた人の中では真ん中位だったと思うんですけど、終わってみたら周りにはあまり人は残っていませんでした…お姉さん本当にすみません(笑)
その後、無事税関を抜けて外に出れましたが、出たら出たで問題が。こちらのほうにも書いていますので良かったら読んでみてください^^
まとめ
この時は、本当にヤバイとしか考えていなくて咄嗟に嘘を付いてしまいましたが、
嘘はまじでダメです。
私はたまたまラッキー(多分ですけど渡航歴もなかったから?分からないですが…)でオフィサーはそれ以上追及してこなかったですが、実際に嘘をついて別室送りになりオフィサーに根掘り葉掘り聞かれる人もいます。同様に強制送還も。
なんなら、この時の帰国の際にとある女の子が日本に向けての出発ロビーで、誰かに電話をしていたのですが、国に入れさせてもらえなかったから今から帰るという連絡でした(汗)
一歩間違ったら自分もそうなっていたのかと思うと怖いなと感じてしまいましたね。
これで学んだ事は、
嘘はダメ。
でもオフィサーから質問されるまでは恋人や友達に会いに来たとは言わないほうがいい。
という事ですね。
邪道な考えですが、最終的な目的は恋人、友達に会うっていう事でも絶対、
観光しますよね?
そしたら、来た目的は観光と答えていいですよね?嘘ではないでしょう?w
いらぬトラブルを避けるためにも無難に観光って答えた方がいいと思うんですよね(もう一回いいますが嘘じゃないし)
ちなみに、逆も然りです。
私の夫も日本に入国の際に、私に会いに来たと言ったら同じように対応されたそうです。
私のフルネーム、住所、連絡先、どこで知り合ったか、等々。日本語が出来る彼でもすごく怖かったみたいです(汗)
せっかく行く海外。ストレスなく楽しみたいですよね^^
ここまでお読みいただきありがとうございました^^
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