先日、夫のカナダの免許証を日本の免許証に切り替えてきました。(以下:外免切替)
切り替えの際に、事前にどのように免許の切り替えをするのか調べてみたんですが、外免切り替えに関しての情報が少なかったのでまとめてみました。
かなり長くなるので、目次から気になる項目へ飛んでくださいね^^
外免切替とは
外免切替とは、外国で取得した免許を日本の免許証に切り替える事です。
1年間だけの日本滞在であれば、国際免許証でも良いかと思いますが、長期で日本に滞在する方には身分証明書にもなる、日本の免許証を取得する事をおすすめします。
外免切替の免除国一覧
ちなみに、外免切り替えには知識確認・技能確認とあるんですが以下の
手続きの手順【図表】
一般的な外免切替と、免除国の外免切替は図のような感じです。
外免切替に必要な書類
外免切り替えに必要な書類は、以下の通りです。
外国運転免許証
外国で取得した、有効期限がある免許証を用意します。
ここで注意してほしいのが、免許証の交付日(Issued)です。
外国免許を取得後、発給国で通算して3カ月以上の滞在期間が必要になります。
夫の例ですが、夫は2005年にカナダの免許を取得しましたが、日本に引っ越す2カ月前に免許切り替えがありました。
日本に引っ越したのが2020年4月だったので、免許証上では滞在期間が2カ月しかないように見えます。
図で見るとこんな感じ▼
カナダの免許証は、日本の免許証と同様に交付された日だけが書かれます。
なので免許証だけを見て、発給国に3カ月以上いたという証明が出来ないので、その際には免許取得日が確認できる書類(ドライバーズレコード、ドライビングレコード等)が必要になりますので免許交付日の確認はお忘れなく。
※交付日が書かれていない国も同様に、免許取得日が確認できる書類が必要になりますので、必ず事前にご確認ください。
カナダ・BC州で取得させた方はICBCでオンラインからドライビングレコードが取得出来るので確認してみて下さいね。
外国運転免許証の翻訳文
外国の免許証の翻訳は、当該国の駐日大使館(但し、台湾の免許証については、台湾日本関係協会)又は日本自動車連盟(JAF)が作成したものが必要になります。
私達は、JAFで翻訳をお願いしました。
英語翻訳は全てのJAFで出来るわけではなく、限られたところでしかできません。
また、現在は新型コロナの影響で窓口の受付よりか郵送での申請を薦められています。
郵送で申請する場合は、
- 外国免許証の両面カラーコピー(はっきり読み取れるように)
- 在留カードコピー、または住民票コピー等
- 外国免許証の翻訳文発行申請書
- 申請料:翻訳代3,000円、返送手数料500円の3,500円を同封
これらを、必ず現金書留にて郵送してください。
▼外国免許証の翻訳文発行申請書はコチラのサイトの下の方からダウンロード出来ます。
▼申請書の送付先は一覧はコチラ。
本籍(国籍)記載の住民票(住民基本台帳法の適用を受ける方)
国籍が記載されている住民票を準備していただければ大丈夫です。(コピー不可)
ただし、マイナンバーの記載がないものを準備してください。
在留カード等
お手持ちの在留カードを申請時に提出してください。
日本の運転免許証(現在及び過去に受けたことのある方)
過去に日本で免許取得された方は、期限切れでも日本の運転免許証も提出してください。
パスポート等渡航を証明する書類(数冊持っている方は全て提示)
前述したように、外国免許の発行日から3カ月以上滞在していないと有効な免許証にならないのでその事を証明する為にも、古いパスポートを持って行くのがおすすめです。
写真1枚
申請時に縦3センチメートル×横2.4センチメートル(1枚)の写真を提出して下さい。
申請及び交付手数料
どの免許証に申請するかで申請料は変わりますが以下の通りです。
外免切替の予約
※ここからは、夫が外免切替をした石川県での手続きを例に書いていきます。
書類が揃ったら、近くの免許センターに予約の電話をします。(県によっては予約なしで行けるところもあるので、お近くの免許センターのホームページまたは、問い合わせて確認して下さいね。)
電話できる時間は、平日の午前9時から午後5時までで、「外免切替の予約をお願いします」と言えば、担当の方に繋げてもらえます。
電話の際に、書類が全部揃っているか確認されますので、お手元に揃えた書類を置いておくと良いです。
予約日に関しては、早くて2週間後と言われたので、必ずこの日しか無理!という日があれば早く連絡した方がいいでしょう。
外免切替の受付時間
各県によって違うので、必ずとは言えませんが、石川県の場合は外免切替の受付時間は午後1時から午後1時20分までの20分間だけです。
めっっっちゃ短い時間なので、時間にゆとりは持ちましょう。
外免切替:予約当日は書類審査のみ【1回目の予約】
行ってから知らされたんですが、1回目は書類審査のみ(免除国でも)で、免許証を作る日は別で予約しなければならいと言われました。
正直、2回に分ける必要があるんだろうかと思いますが、ルールなら仕方ないですね…。県によっては1日で発行してもらえるみたいです。
病気の有無と質問
受付が終わったらすぐに、貰った紙に病気の有無を記入し、質問が始まりました。
- 夫の名前、生年月日、電話番号
- 私の名前、生年月日、電話番号、夫との関係
- カナダのどこの州でいつ免許取得したか
- 免許更新は何年に1回か
- どんな車の運転が出来るか
- 日本の免許証は持っているか
- 免許をどうやって取得したか、また取得する為にどのぐらい時間がかかったか等々
このような感じで、免許を取ったことがあれば答えられる質問でした。
ただ、夫は日本語での質問でかなり緊張していたので、イメージトレーニングはしてた方がいいですね。(私も練習兼ねて、前の日に夫を質問攻めにしましたw)
ドライビングレコード(免許の経歴証明書)の翻訳
免許発給国で3カ月以上滞在していることが証明できてれば、ドライビングレコードは必要ないんですが、必要な方はドライビングレコードの翻訳を言われるかもしれません。
私は、当日に担当の面接官の方に翻訳をお願いされました。
1回目終了と次回予約
13時に始まり、待ち時間の1時間半を含めて15時には終わり、書類審査は合格との事でした。
次回の予約をして1回目は終了。
※待ち時間の間は在留カードを提出しているので、建物から出る事はできません。ご注意ください。
外免切替:免許証の発行と受け取り【2回目の予約】
2回目の予約が、2日後に出来たので2日後に再訪。
再び指定された時間の14時に行き、免許証の発行をしてもらう事に。
行ったことと言えば
- 申請料の支払い
- 写真の提出
- 免許証申請用紙の記入2枚
- 視力検査
これぐらいでした。
あとは、再び2時間ほど待ち、ついに運転免許証を受け取りました!
いや~長かった・・・・。
ちなみに、日本で運転するのが初めてなので1年間は初心者マークを付ける必要があるとの事。
右ハンドルに慣れていない夫からしたら、初心者マークがあるのは有難いらしいw
費用とまとめ
今回、翻訳も入れてかかった費用は合計で8,500円でした。(翻訳代・申請料・住民票代)
最初から免許を取るよりかは断然安かったですが、高いと言えば高いですよね^^;
ただし、免除国であれば結構かんたんに免許切り替えが出来るので、その部分は本当に有難かったですね。
この記事を参考に、皆さんがスムーズに免許切り替えが出来れば嬉しいです^^
読んでいただきありがとうございます♪
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