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国によっては必ず払わないといけない【チップ】
日本にはチップを払う文化がないので、どのぐらい払えばいいのか、どうやって払えばいいか支払い時にちょっとドキドキしちゃいますよね。
ここでは、チップについて私の経験と夫に確認した内容を書いていきます^^
ちなみにこれらは、カナダでの内容になるので他国(アメリカ、ヨーロッパ等)については分からないのでご了承下さい。
チップとは
サービスは無料ではない
チップとはサービスを受けた時に支払うサービス料です。日本語で言う「心付け」と近い意味になるかと思います。
なぜ近いかというと、「心付け」は自分自身が払いたくて払っている、言わば払ってもいいし、払わなくてもいいものだからです。
しかし、「チップ」に関しては払わなければいけないものなんです。
日本に住んでいると当たり前にいいサービスを受けられますよね?どんなところでも。(有難い)
ただ、チップが発生する国ではサービスは無料ではないという考えです。
受けたサービスに対してのサービス料、それが【チップ】です。
給料は低めに設定されている
チップをもらう前提として、サーバーの基本給(時給)は低く設定されています。
私が過去、何のスキルも必要としないディッシュウォッシャーとして働いていた時、ディッシュウォッシャーとサーバーの時給はそこまで変わりませんでした。(もちろんサーバーの経験年数によって変わりますが。)
ただし、チップをもらえる割合は当たり前ですがサーバーの方が多くもらえます。
チップは給料の一部という事からチップは必ず払いましょう。
どのぐらいチップを払うべき?
チップは支払わなければならないものと分かったら次は、いったいいくら払えばいいのか?
私と夫が過去に受けたサービスを元に説明していきます。
10%
いくら最低の接客をされたとしても、10%は払いましょう。
私は、今まで10%で払ったことはありませんが、夫が過去に10%にした時の接客は
- 接客がすこぶる悪い
- 笑顔がない
- 料理がおいしくない
この3つが揃ってたらしいです…。こんなに揃う事はめったにないのでご安心くださいね(笑)
10%払うのも嫌なほど接客が悪かったら「あぁ~この人今日は大変な一日だったんだなぁ」と自分に言い聞かせながら払いましょう(笑)
15%~18%
これぐらいが普通のチップの割合だと思います。
どういう事が普通かと言うと
- 注文したい時にすぐ気づいてくれる
- 料理が届くのが早い(遅くても何かしらフォローを入れてくれる)
- 料理はどうか確認してくれる
こんな感じかと思います。
ただ、そこまで深く考えずに悪くなかったら15%~18%を目安にすれば大丈夫です。
20%
20%は本当にいい接客をしてもらった時に支払います。
私たちが経験した事では、1週間で同じレストランに2回行ったことがあったんですが、たまたまサーバーさんは一緒の人だったんです。
サーバーさんは1日に何十人も接客するから絶対覚えていないと思っていたんですが、そのサーバーさんは私たちの事を覚えてくれていたんです。
しかも、注文したものまで覚えてて
「この間のコレとコレ注文する?」
と聞いてきたんです。
…普通に凄くないですか?
その後の対応は普通ですが、私たちはそれに感動して20%支払いました(笑)
20%以上
もうこれは、そのサーバーさんの事が大好きすぎるレベルでいいと思います(笑)
私達はよくVancouverのOakrige Center のWhitespotというチェーンのレストランに行ってたんですが、私が永住権取って戻ってきてからはほぼ毎週ブランチをしに行っていたんですね。
そこで60代ぐらいのサーバー、ポールさんと仲良くなってきて、お店に入ったらいつも満面の笑みで挨拶してくれていました^^
しかも、私たちのテーブルの担当ではないのにコーヒーを注ぎにきてくれたり、ちょっと話に来てくれたり。
私たちがポールさんに会いたいが為にそこに行ってました(いい思い出)^^
なのでポールさんがサーバーとしてテーブルについてくれた時は、支払いをどっちがするかで夫と戦ってましたw
私が払う!!
いや、僕が払う!!
みたいな(笑)
そこまで、大好きになれるサーバーさんがいたら是非喜んで20%以上払いましょうww
私達はポールさんにだけは25%払ってました^^ それぐらい大好きなサーバーさんでした。
支払い方法
殆どのレストランで支払いは、自分たちが座っている場所で支払います。
会計したいことを伝えると、伝票を持ってきてくれます。
クレジットで払う場合は伝票と一緒にクレジットカードを置けば、サーバーさんが端末を持って来てくれます。
合計金額が入力されたら、端末を渡されるので入力することは
- チップをいくら払うか入力
- 合計金額を確認してPIN(暗証番号)を入力
この2点だけです。
よくあるチップの入力画面は、
- 15%
- 18%
- 20%
- other
こんな感じで、いくら支払いたいかを番号で入力するもの(4のotherだけは、4を押した後に払いたい%を入力)が多いと思います。
上記のようなやり方が一般的だと思うんですが、お店によって変わってくるので入力する時は確認しながら入力しましょうね。
チップが含まれた合計金額を確認して問題がなければ確定(OKボタン)を押してサーバーさんに端末を返して完了です。
まとめ
チップの事を考えると、頻繁に外食に行こう!とはならないかもしれませんが、せっかくカナダ特にバンクーバーにいる方なら色々行ってほしいですね^^
多国籍国家だけあって色々な国の料理がどこでも食べれますよ。ギリシャ、インド、中国、パキスタン…たくさんありますので楽しんでくださいね^^
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